苦しいのは現実から乖離してしまっているから、らしい ― 2009/02/03 23:44
月例の診察で今の問題を相談。
話してみると、それは、「現実から乖離した、苦しい妄想の中にいるから、ということではないか」とのこと。
普通、妄想は、心地よいものを想像していると思っていたのだけれど、過去の辛い記憶、未来への不安から来る、苦しい妄想というものがあるらしい。
その世界に囚われている間は、現在のことは何も手につかず、思考停止している。苦しくて眠れないのも、ベッドの中にいて、その妄想の中にいるため、ということらしい。
解決法としては、今ここ、そこにある現在、現実に没頭することらしいのだけれど、確かに、何かをやっている真っ最中には苦痛は感じない。その合間にふとよぎってしまう思考が意識を妄想の中へ連れ去ってしまっているのかもしれない。
さしあたって、未来のことを考えずに、目下の問題に没頭するしかないということなのだろうか。
でも、それだと、計画性のない、暴走状態に陥ったりしないのだろうか。
と、これまた不安感から妄想へと入ってしまうので、とりあえずは紹介されたヴィッパサナー瞑想の本でも読んでみるかな。
2/4 16:10追記
また苦しい例の状態がありました。なんとことはない、昼前の何気ないメールの一言がトリガーとなって、どうしようもなくなりました。メール送信者の責にするわけにもいかないのですが、正直な気持ちとして、もう僕にはメールを送信しないで欲しい(電話or対面のみにコミュニケーションを限定して欲しい)と本気でお願いしようと思いました。
どうしようもないので、ベッドに横になったのですが、やはり抜け出せず、眠ることもなく頭の中はグルグル。2時間くらいそれが続いたあと、疲労で寝ていたようで、目が覚めたら3時半でした。アタマも痛いし、風邪にかかったような感じです。
意識を失う直前に考えたこととして、
やっぱり、なんだかんだ言って、自分の状況はこうなんだからしょうがない、それなりに努力はしているし、他人に何がわかる?何にもわかってないよな? もし、僕が間違っていて、やめろと言うならやめてやるし、いてもいなくても同じ、ということでもやめてやる。そうでないなら、僕は僕のやり方で好きにやらせてもらいます。なんてことを考えていたように思います。
いっそのこと、もっと僕の性格が心の底から無神経で、傍若無人に振る舞えるものだったらよいのに、と。