やること、についての分類2009/01/17 15:53

昔、bartさんに教えてもらって以来、心に残っていて時々思い出す分類方法について。


個人(あるいは会社)がやることについて、大きくは3つに分けることができる。

・やりたいこと

・やるべきこと

・得意なこと
 (ネガティブな意味では、できること、とも読み替えられる)

bartさんのそのときの話の本旨は、最小努力で最大の効果を出す(つまり最大効率を目指す)のであれば、この3つの区分すべてに当てはまることをするべきであるということ。それは、言い換えるならば、「goodならばやらない、bestなことをやるという判断基準を持つ」ということでもある。


やりたいことが明確で、やるべきことを選択できる状況で、自分の気力、体力が最大で得意なことがある(できる)のであれば、この話はそのとおり、最大効率を目指すことができるだろう。

実際問題として、こうならないケースが多いわけだけれども、それはなぜか以下で考えてみる。

大抵は、そういう状況を指して、逆境というのではないだろうか。つまり、

・やりたいことが明確でない(希望を見失いつつある)

・やるべきことがあまりに多く、それ自体の優先度がコントロール不能である

・得意なことが無い、もしくは出来ない事情がある

というもの。

逆に考えると、この3つの状況をどうにか、上の理想形に転換してゆく(近づけてゆくとも言える?)ことが、逆境を克服するプロセスなのかもしれない。

漠然と考えると、どうにもならない状況であったとしても、分割して考えてゆけば部分的にはどうにかすることはできるのではないか。

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