プロフェッショナルの本質(2) ― 2009/10/20 17:23
業務とか、会社、というものにこの数年間で考えたことについての全くの私見。
一般的な意味では形式的に、仕事の対価として賃金、支払いがされる場合をプロと呼ぶわけだけれども、実質的に何が求められるのか、期待されるのかは、個人としてのプロと、集団としてのプロではその意味合いが求める要件が異なっているようだ。
(個人としてプロフェッショナルと見なされるための条件)
1.他人が出来ないような高度なことが出来る。
2.それなりの実績(信用)がある。
「高度なこと」には、実際に出来ることの他、知っている、理解できる、作れる、などが含まれている。
そして、それが本当に出来るのだ、ということを信用させるだけの実績が求められる。
もちろん、この他にも、実際に業として独立して行うためにはもちろん、後述の集団の一員としての個人だったとしても、十分なコミュニケーション能力なども求められるだろう。
ただし、個人としての限界が一般的に存在することは(常識として)誰でもわかっているわけで、それを超えた要求はそもそもされない。
もし、仮に一般的な限界を大幅に超えた成果を出した場合には、それはプロフェッショナルとしての尺度ではなく、全く別のものとして評価されるか、あるいは全く評価されない(評価不能)か、のどちらかになるだろう。
(プロ集団が持つべき特性、要件)
1.安定した品質を、いつも提供する。
2.一見意味が無い事であっても、可能性があることは全件について検証する。
前者については、要求された、一定の品質のものを必ず一定時間内に提供する、というものである。構成員が突然不調になったりとか、急に資金状況が悪くなったとか、そういった内部リスク、外部リスクを一切考慮した上で業務の継続性が集団として期待される。
後者については、それが、それほど意味がなさそうに見えることであったとしても、地味で通常は表に出ることが無いようなことであったとしても、可能性と必要性があるならば、全件についてやる(検証する、開発する、など)ということを、やはり集団として期待される。
これらの2つの要件については、どちらも、個人の能力では本質的にカバーしきれないもの、集団であればそれができるであろうと期待している。また、業種(ビジネスモデル)が、労働集約的、資本集約的、あるいは知識集約的であるかに関わらず求められる。
その代わり、それを要求する側としても、個人に対する発注とは違う、管理等の間接部門の経費を含んだ請求に応じることになる。
もちろん、プロ集団の構成員は個人であるが、個々人がすべてこの要件を求められるわけではなく、また、上に挙げた、個人としてのプロが満たすべき要件を満たしているかどうかはあまり関係無い。あくまで、集団として達成可能であるかどうかが要件となる。
一般的な意味では形式的に、仕事の対価として賃金、支払いがされる場合をプロと呼ぶわけだけれども、実質的に何が求められるのか、期待されるのかは、個人としてのプロと、集団としてのプロではその意味合いが求める要件が異なっているようだ。
(個人としてプロフェッショナルと見なされるための条件)
1.他人が出来ないような高度なことが出来る。
2.それなりの実績(信用)がある。
「高度なこと」には、実際に出来ることの他、知っている、理解できる、作れる、などが含まれている。
そして、それが本当に出来るのだ、ということを信用させるだけの実績が求められる。
もちろん、この他にも、実際に業として独立して行うためにはもちろん、後述の集団の一員としての個人だったとしても、十分なコミュニケーション能力なども求められるだろう。
ただし、個人としての限界が一般的に存在することは(常識として)誰でもわかっているわけで、それを超えた要求はそもそもされない。
もし、仮に一般的な限界を大幅に超えた成果を出した場合には、それはプロフェッショナルとしての尺度ではなく、全く別のものとして評価されるか、あるいは全く評価されない(評価不能)か、のどちらかになるだろう。
(プロ集団が持つべき特性、要件)
1.安定した品質を、いつも提供する。
2.一見意味が無い事であっても、可能性があることは全件について検証する。
前者については、要求された、一定の品質のものを必ず一定時間内に提供する、というものである。構成員が突然不調になったりとか、急に資金状況が悪くなったとか、そういった内部リスク、外部リスクを一切考慮した上で業務の継続性が集団として期待される。
後者については、それが、それほど意味がなさそうに見えることであったとしても、地味で通常は表に出ることが無いようなことであったとしても、可能性と必要性があるならば、全件についてやる(検証する、開発する、など)ということを、やはり集団として期待される。
これらの2つの要件については、どちらも、個人の能力では本質的にカバーしきれないもの、集団であればそれができるであろうと期待している。また、業種(ビジネスモデル)が、労働集約的、資本集約的、あるいは知識集約的であるかに関わらず求められる。
その代わり、それを要求する側としても、個人に対する発注とは違う、管理等の間接部門の経費を含んだ請求に応じることになる。
もちろん、プロ集団の構成員は個人であるが、個々人がすべてこの要件を求められるわけではなく、また、上に挙げた、個人としてのプロが満たすべき要件を満たしているかどうかはあまり関係無い。あくまで、集団として達成可能であるかどうかが要件となる。