雑感2009/12/21 23:53

 月曜日。今日も寒い。

 セブンイレブンに入ったら、マルチコピー機がリプレースされていた。Nanacoも使えるようになり、住基カードを使って住民票を取得することも出来るようになる自治体もあるそうだ。それにしても、年々セブンイレブンのコピー機はサイズ的に大きくなっているが、あれが置けない店はどうするのだろうか。

 ヤンマガを立ち読みしていたら、先週号から攻殻機動隊 SAC (アニメ版をマンガ化したもの)が始まっていたらしい。全く同じストーリのようだが、作画が士郎正宗(コピーライトが入っているだけで監修すらもしてない?)でなく別の人。アニメ版の神山監督の作風、カット割りを抽出しつつ、士郎正宗のマンガをマネしようとしているのは分かるが、うまく融合が成立していない。キャラの顔についても、素子がちょっと微妙なのはまだいいとしても、トグサがチャラ男風で原作、アニメ版のどちらのイメージとも異なる。

 
 ニュースより:

 COP15では京都議定書に代わるコペンハーゲン協定の採択はできず、かといって議定書の延長でもなく終わったとのこと。結局、オバマ米大統領の主導のG20の非公式首脳会議で決めたコペンハーゲン合意に留意する、と議長が宣言して、それに拍手をして閉幕。こういう損得がからむ、多国間の交渉がうまくいかないというのは今に始まったことではないので、奇跡が起こらなかったという意味で予定通りか。そういう意味では京都議定書は(結果的に)日本が損を引き受けてまとまったのだと思える。

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 次世代スパコンは結局、当初予算から15%減額(40億円減額)して決着したとのこと。きっと、ドンブリ勘定の議論で3割カットぐらいで落ち着くのだろうと思っていたけれど、それよりは盛り返したというところなのだろうか。でも実際には他の文科省予算から50億円減額してその額なので、実質3割超のカットであり、その場は丸く収まったということなのかも。あとはその50億円をどこでカットするかだけれど、政治力の弱いところ、まだあんまり企画が固まっていないところからカットするのだろう。

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 竹原阿久根市長の、障碍者の記述に関する議論について、言っていることは解るが、テクノクラートの発言ならともかく、民選の市長の発言としてはあまり軽率で、不用意に過ぎるように思える。なぜならば、有権者である一般市民が一生障碍者にならない、家族に持たない保証は無く、むしろ一定の確率で誰でにもありえる事であり、結局は社会不満、不安を抱かせる結果になるからである。社会の健全な発展を主張するのであればなおさらということだ。微妙なバランスの中で社会は成立している。

 市長は発言の撤回は自己否定につながるとして否定しているが、自分がどういう死生観を持っているにしても、とりあえず行政の長としては失言だったと認めればいいのにと思う。でもまあ、やっぱり、そのこだわりを捨ててしまえば、あそこまで職員組合との闘争をする気にもならないだろうし、自己否定につながるのは本当の事なのかもしれない。

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