実務経験とは、の謎2010/08/10 01:34

学生時代にアルバイトを探していた時、条件・項目に「実務経験必須」というものがあって、なんだろう?おれはダメなのかな?と思って断念、気が引けた応募で結局落とされたことがあった。

いざ採用する側に立ち、「実務経験3年~」というような項目を入れたい自分がいる。振り返ってみて考えると、そんな経験アテになるもんじゃないよなあ、と思う。

実務経験というのはこういう定義になるだろうか、
「その業務に真剣に従事していることを前提として、次々と発生する事件・事象をやりこなす実務をやり遂げている経験(失敗、成功例両方を含む)」

これの反対としては、たとえば学歴、資格などがそれに当てはまる。こちらも大事な要素ではあるが、確かに実務経験としてはカウントされない(カウントすべきではない)。
「教科書を使った自習・座学、非運用系の開発環境での実験、ペーパーテスト」

正直なところとして、ぶっちゃけ実務経験なんて採用応募の時点ではどうでもいい。無茶な言いようとは理解しているが、自力でOJTができる能力を持っている人が切実に欲しいし、そういう原石を見抜くために眼力を使う。

レジュメを100本以上見るのは疲れるし、面接をこなすのも結構大変。しかも稼働が利益に直結しないのもつらいし。困ったものだけれど、しょうがないので我慢してやる。



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