歯医者でオペ2009/08/01 03:15

木曜の昼イチで、例の上左4番の歯の根切(こんせつ)のオペをしてもらった。2時半受付で全部終わったのが5時前。

前日から、ジスロマックを服用しておいて、術前の準備でも別の抗生物質と痛み止めを飲むように指示される。

そういえば、手術に緊張する人向けにデパスの処方も勧められ、処方の有無を聞かれたのだけれど、僕はこれ以上、向精神薬を服用したくなかったので遠慮。

***

準備の最初に、お手洗い行かれますか?と聞かれて、大丈夫ですと答えたのだけれど、あとで行っとけばよかったと後悔。行きたくなくても行っとけば余計な緊張をせずに済んだと思う。

局所麻酔だけど、しっかり効いていたので痛みは無かったのだけれど、30分以上、ひたすらゴリゴリ削るのが骨に響き、そのせいもあってか緊張もあり、消耗した。

歯茎を切開して膿がたまっていたフィステルの部分から入り、肉芽(にくげ)を掻爬(そうは)して根の部分を確認、表面にはヒビが入っているわけではなかったので、引き続き根の先端を切って断面の方からマイクロスコープで見てみると、わずかなひび割れあり。ただ、全然ダメなレベルとは言えないと思われるので、残す方向で進めることに。

根の先端部を切ってしまったのと、肉芽を全部取った後はがらんどうになってしまうので、この部分を人工骨のマテリアルで埋める処置。

歯茎を糸で縫い合わせた後、CO2レーザで止血&消毒して終了。

費用はオペが5千円ちょっと(保険)+人工骨のマテリアルが1万円(自費)で合計1万6千円の支払い。

それにしても、あれだけ設備を整えて1時間以上オペをやっても点数が1万5千円分しか取れないのだとすると、ほとんど歯医者は赤字になってしまうのではないだろうか。

痛みは無いのだけれど、なんだかフラフラになったその足で帰宅して、寝る。夜10時前に起きて、夕食。痛み止めを飲んで寝る。それほど、ひどい痛みは無し。

***

翌日金曜日の朝10時に再診。そんなに腫れてはおらず、まずまず良好な経過。消毒(薬を塗って、CO2レーザを照射)を再度行う。前日のオペの経過写真をディスプレイで見せて貰ったのだけれど、あまりに細かい部分で、しかも鏡に映した像でピンぼけ気味にもなっていて、あんまり詳しい状況は分からなかった。説明を聞いて、なんとなく、ふむふむと頷く程度。

このまま2次感染などの問題が発生しなければ、1~2ヶ月ほどでこの歯は、まだしばらくは使えるようになるはずとのこと(硬いモノはかまないようにしないといけないけれども)。1週間後に糸を切るまで自分でやる消毒用として、イソジンの処方をしてもらう。

先生が、「イソジンも前回処方しておけばよかったなあ」と言っていた理由が最初分からなかったのだけれど、薬局でイソジンだけ貰って420円かかったのを後で明細を確認して実感した。つまり、合計金額の1390円のうちイソジンの薬剤料は10点(100円)で、ほとんどが手数料になってしまっている。それでも、同等のものを市販薬として買うと500円ちょっとするので、こちらの方が安いといえばそうなのだけれど、微妙な気分になった。

そういえば、最近よく聞かれるお薬手帳への記入(またはシールの提供)も請求費用に含まれているらしい。何事もお金がかかるようになっている。

Google
WWW を検索 zak.asablo.jp を検索