TAKE BACK CONTROL ― 2010/04/01 23:16
新年度の課題は「コントロールを取り戻す」、はずであったのだけれど、初日からつまづく。
やれやれ。
やれやれ。
新年度 ― 2010/04/03 20:59
木金は通信障害の対応でひどい2日間だった。こんなにがんばるはずではなかったのだが、障害対応なのでしょうがない。
土曜日、月例の診察。
新年度にあたって、あまりがんばらないことにします、という話をすると、それはすなわち、状況に流されないと言うことだね、という話をされた。状況に流されるから、断れずに頑張り過ぎてしまうという、新しい視点。
新職業においては、僕は事業をやっているつもりはないので、淡々と、あまりがんばらず、正直に生きて自分と仕事のコントロールを取り戻すつもりだ。すなわち、
1. 出来ないことを、出来ますと言う →出来ないものは出来ないと言う
2. 出来ていないことを、出来ていますと言う →出来ていないものはまだ出来ていないという
3. 判っていないのに、判っていますと言う →判っていないのなら現状を説明する
4. 知らないのに知ったかぶりをする →知らないところがあるので調査しますと言う
5. 問題が起きているのに、起きていませんと言う →問題が起きているのは事実なので、調査して対策を考えますと言う
以上のようなことをするということだ。いずれも事業をやる上では、どうしようもない局面があるが、とりあえずの僕にはそんなサイコパス的な対応は出来ないので、出来る範囲で回してエネルギーを蓄積するつもりである。それでダメならその仕事を辞めるだけだし、そう考えると気楽だ。
薬局で薬を受け取ると、今年度から保険調剤明細書というものを付けるようになったらしい。点数の計算上は、ある薬は○○日分しか出せないと決まっているが、実際問題、服用量、通院のタイミング等でそれの制限をまともに守っていると、どうしようもないので運用上いろいろやっていたんだな、と知る。
土曜日、月例の診察。
新年度にあたって、あまりがんばらないことにします、という話をすると、それはすなわち、状況に流されないと言うことだね、という話をされた。状況に流されるから、断れずに頑張り過ぎてしまうという、新しい視点。
新職業においては、僕は事業をやっているつもりはないので、淡々と、あまりがんばらず、正直に生きて自分と仕事のコントロールを取り戻すつもりだ。すなわち、
1. 出来ないことを、出来ますと言う →出来ないものは出来ないと言う
2. 出来ていないことを、出来ていますと言う →出来ていないものはまだ出来ていないという
3. 判っていないのに、判っていますと言う →判っていないのなら現状を説明する
4. 知らないのに知ったかぶりをする →知らないところがあるので調査しますと言う
5. 問題が起きているのに、起きていませんと言う →問題が起きているのは事実なので、調査して対策を考えますと言う
以上のようなことをするということだ。いずれも事業をやる上では、どうしようもない局面があるが、とりあえずの僕にはそんなサイコパス的な対応は出来ないので、出来る範囲で回してエネルギーを蓄積するつもりである。それでダメならその仕事を辞めるだけだし、そう考えると気楽だ。
薬局で薬を受け取ると、今年度から保険調剤明細書というものを付けるようになったらしい。点数の計算上は、ある薬は○○日分しか出せないと決まっているが、実際問題、服用量、通院のタイミング等でそれの制限をまともに守っていると、どうしようもないので運用上いろいろやっていたんだな、と知る。
商用サポート・コンサル契約の組合せ問題 ― 2010/04/11 17:59
GPLなどで無料でも使えるソフトウェアについて、
商用サポート、コンサルティング契約はどのような意味があるのか?という疑問についての一つの解答と言えそうな事例を見たのでメモ。
【1.いわゆる年間サブスクリプション(商用ライセンス)を購入】商用サポート、コンサルティング契約はどのような意味があるのか?という疑問についての一つの解答と言えそうな事例を見たのでメモ。
・ライセンス購入者向けのWebサイトのアカウントが発行される
・購入者だけに提供されるツールが使えるようになる
・GPL版よりも高い頻度でリリースされる、商用版バイナリを入手可能になる
・テクニカルサポートを受けることができるようになる(とにかく一定の時間以内で解答してくれる、場合によってはリモートログイン作業も有り)。
・表面的な話だけでなく、製品のソースコードレベルでも原因を調査してくれ、場合によって開発チームにBug/要望として投げてくれる。
【2.コンサルティング契約を結ぶ】
・商用ライセンス(サポート有り)の存在を前提として、
・専任のコンサルタントが訪問。いろいろ個別の問題について相談に乗ってくれる
・実例に対応したチューニング、設定をし、場合によっては製品のソースコードレベルでの修正まで行い、開発チームにパッチを送ってくれる
・緊急時には電話での連絡・相談も可能
1,2どちらのサービスでも、製品ソースコードレベルでの調査を(一定の期限内に)してくれるところが、わざわざ大金を払う意味が持つところである。
コンサルタント談として、テクニカルサポートとの性格の違いは、
・問題発生時のQA→テクニカルサポートが得意
・パフォーマンス・チューニング→コンサルタントが得意
ということらしい。
しかしながら、
悲しいかな、開発チームは国外。国内法人のサポートスタッフ、コンサルタントからの発言力はそれほど大きなものではなく、要望、パッチを出してもなかなか取り込んでくれない(軽く数ヶ月は放置状態)。彼らに出来るのはとりあえずの代替手段の提案のみであった。
ここまで来て重要な働きをしてくれたのが、【営業責任者】だった。彼らは技術的な話は分からないかもしれないが、案件の状態、深刻度については敏感だ。結局、コンサルタントがパッチを出して数ヶ月放置されたものが、エスカレーション後は数日で対応が決定されたのである。こういうスピード感は重要で、それが出来るから会社として回っているところでもあるのだろう。
とは言え、今回の話の対比で、コンサルタントに非があるとも思わない。発言力がやっぱり無い、という事実はあるけれども、技術的にはちゃんと仕事をした(数ヶ月前のパッチ)結果があるから、営業責任者が決断、指令を出すことができたのだ。ただ単に顧客が怒っている、と営業サイドで騒いだところで、技術的な裏付けが無ければ、(問題の調査、解決法の検討で)やっぱり時間が掛かったことだろう。
商用サポート、コンサルタント契約の裏には営業がいつもいるけれど、これまで僕はあまりその重要性を考えていなかった。でも、やっぱり出るべき所はあるのであり、そこには営業でこそできる仕事があるのである。
・購入者だけに提供されるツールが使えるようになる
・GPL版よりも高い頻度でリリースされる、商用版バイナリを入手可能になる
・テクニカルサポートを受けることができるようになる(とにかく一定の時間以内で解答してくれる、場合によってはリモートログイン作業も有り)。
・表面的な話だけでなく、製品のソースコードレベルでも原因を調査してくれ、場合によって開発チームにBug/要望として投げてくれる。
【2.コンサルティング契約を結ぶ】
・商用ライセンス(サポート有り)の存在を前提として、
・専任のコンサルタントが訪問。いろいろ個別の問題について相談に乗ってくれる
・実例に対応したチューニング、設定をし、場合によっては製品のソースコードレベルでの修正まで行い、開発チームにパッチを送ってくれる
・緊急時には電話での連絡・相談も可能
1,2どちらのサービスでも、製品ソースコードレベルでの調査を(一定の期限内に)してくれるところが、わざわざ大金を払う意味が持つところである。
コンサルタント談として、テクニカルサポートとの性格の違いは、
・問題発生時のQA→テクニカルサポートが得意
・パフォーマンス・チューニング→コンサルタントが得意
ということらしい。
しかしながら、
悲しいかな、開発チームは国外。国内法人のサポートスタッフ、コンサルタントからの発言力はそれほど大きなものではなく、要望、パッチを出してもなかなか取り込んでくれない(軽く数ヶ月は放置状態)。彼らに出来るのはとりあえずの代替手段の提案のみであった。
ここまで来て重要な働きをしてくれたのが、【営業責任者】だった。彼らは技術的な話は分からないかもしれないが、案件の状態、深刻度については敏感だ。結局、コンサルタントがパッチを出して数ヶ月放置されたものが、エスカレーション後は数日で対応が決定されたのである。こういうスピード感は重要で、それが出来るから会社として回っているところでもあるのだろう。
とは言え、今回の話の対比で、コンサルタントに非があるとも思わない。発言力がやっぱり無い、という事実はあるけれども、技術的にはちゃんと仕事をした(数ヶ月前のパッチ)結果があるから、営業責任者が決断、指令を出すことができたのだ。ただ単に顧客が怒っている、と営業サイドで騒いだところで、技術的な裏付けが無ければ、(問題の調査、解決法の検討で)やっぱり時間が掛かったことだろう。
商用サポート、コンサルタント契約の裏には営業がいつもいるけれど、これまで僕はあまりその重要性を考えていなかった。でも、やっぱり出るべき所はあるのであり、そこには営業でこそできる仕事があるのである。