空調は結構難しい2009/07/17 01:14

先月も豆知識の記録として書いたけれど、ここ数年、空調(冷却システム)がらみで問題を抱える、聞くことが多い。

http://zak.asablo.jp/blog/2009/06/23/4386003

-2坪サーバルームで9KVAのサーバ機器を冷却しようとして20畳用の家庭用最大のエアコン入れるものの、冬期夜間に冷房運転が停止してサーバが熱暴走(今、換気扇か、ロスナイを入れることを検討中)

-研究所のサーバルームも天井取り付け型のパッケージエアコンを限界まで取り付けているものの、同様に冬期はぬるいと数年来指摘されていた(結局排気ダクトを取り付けて、室内にサーキュレータを置いて対応)

-3年くらい前にできた、隣の新研究棟では、夏なのにエアコンの冷えが悪いと苦情がでているらしい(ある程度の湿度が無いと馬力が出ないと業者は指摘)


以前から、エアコンの冷却能力の計算方法がイマイチ厳密に理解できていないママなのだけれど、空調がらみでは意外に専門知識が多くて、たまにしか扱わない素人が取り組むには重い課題だと思う。趣味ならば突っ込んで取り組むこともあるだろうけれど、空調が趣味という人も少ないだろう(建築家にはいるかもしれない?)。


ふと、今日思い返したのは、中学時代の一つ上の先輩の事だ。当時、僕は、製作部という技術の先生が顧問をしている文化部に入っていたのだけれど、その時に知り合った先輩のお父さんが、空調の仕事をしていると何かの時に聞いた。

当時の僕は、空調なんてどんな事をするのだろう?工事をするだけなのかな?と単純に考え、内心では、ある意味バカにしていたのだが、今思い返すと、僕が無知だったのだ。


最近、そんな感じで僕が知らない世界、というのを見たり、感じたりする機会が多いような気がする。そういう意味では、新鮮な驚きなどを感じる心と、そういったことに目を向ける余裕が出てきたのかもしれない。ただ、いつも感動ばかりではなく、非効率で醜悪に感じる事もあるのだけれども。

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