今週の状況の記録2008/12/11 14:05

日曜日
 朝一で電話が実家からかかってきて、父親がやっぱりうちに寄ることになったとのこと。あわてて、家の掃除などをして午後3時にはやっと準備ができた。

月曜日
 日曜日に学則を眺めていて、一つ裏技の可能性を見つけたので、学事に確認。結果は、現在までに政・メ研でこの規定を使った前例はなく、またそのための基準・規定も存在しないとのこと。(制定のための審議はしているらしい)
 一応、参考まで他研究科の事例がどういう条件になっているのか、調べもらえないか依頼。

火曜日
 家を出て車に乗る前に、たまたま時間が2~3分ほどあったので、車両点検をしてみると、左後輪のサイドにピンらしきものが刺さっているのを発見。あらまあ、と思いつつ、そのまま強引に走行を続けて、立ち往生するのもアリエナイと思って、急遽ガソリンスタンドに行って診てもらう。
 結果、後輪のタイヤを交換することに(5万円)。あーあ、でも、まあしょうがないか。。2年は使ったし。。
 定例MTGは欠席することに。

水曜日
 結構がんばる。

木曜日
 水曜日の反動で、昼過ぎまで寝てしまう。
 途中までは、たぶん必要な睡眠なのだと思うが、あるところで過ぎてしまうのか、夢の内容が、よりリアルになり(登場人物、状況などが現在の実際の状況に近くなるという意味)、結果的に悪夢をみることになって、目が覚めるときにはいつも疲労している。
 むしろ、睡眠不足状態で、断続的に気を失うかのような睡眠をとった方が、気楽かもしれないとも思う。それはそれで、眠るわけにはいかない昼間に異常にねむくて困っていたのは、先々週までの自分ではあるが。。バランスの問題?

金曜日
 寝込んでしまう。少し熱っぽいようだ。

土曜日
 何とか稼働。

時間の経過を忘れて2008/12/15 17:24

時間の経過を忘れて、物事に没頭するという感覚を最近思い出してきた。とはいえ、実際のところは、時間に縛られている自分に気づいた時、それまで比較的短時間とはいえ集中していたこと同時に気づいただけということかもしれないけれど。

3週前から投薬のプログラムを変更するために、これまで1種類・1錠・1日1回だったものを2種類・3錠・1日2回(時間差があればそれぞれ別の時間になるので計3回)に変えているのだけれど、この定期的な服用を怠ると、ものの1時間もかからずに、みるみる気分が(頭のちょうしも)悪くなってくる。よっぽど調子の良い日は、数時間経過して初めて体調の変化に気づくものの、そんな日はあまりない。

そんな状態だから、薬を家に忘れて外出もしくは出張してしまったことに気づいた時には冷や汗。今までは、「薬に縛られた(依存した)生活」、と理解していたけれど、ついでに時間にも縛られていたようだ。

みなとみらい駅に掲示されている詩2008/12/16 19:42

みなとみらい駅は最近出来た新しい駅ですが、改札からクイーンズスクエアに昇る長いエスカレータから見える、巨大な黒い壁に書かれた詩があります。僕は、行くたびにこれを見るのが好きです。

樹木は育成することのない
Der Baum treibt unzählige Keime,


無数の芽を生み、
die unentwickelt verderben, und


根をはり、枝や葉を拡げて
streckt weit mehr Wurzeln, Zweige und Blätter


個体と種の保存にはあまりあるほどの
nach Nahrung aus, als zu Erhaltung seines Individuums


養分を吸収する。
und seiner Gattung verwendet werden.


樹木は、この溢れんばかりの過剰を
Was er von seiner verschwenderischen Fülle


使うことも、享受することもなく自然に還すが
ungebraucht und ungenossen dem Elementarreich zurückgibt,


動物はこの溢れる養分を、自由で
das darf das Lebendige in fröhlicher


嬉々としたみずからの運動に使用する。
Bewegung verschwelgen. So gibt uns die Natur


このように自然は、その初源からの生命の
schon in ihrem materiellen Reich ein


無限の展開にむけての秩序を奏でている。
Vorspiel des Unbegrenzten und hebt


物質としての束縛を少しずつ断ちきり、
hier schon zum Teil die Fesseln auf, deren sie sich


やがて自らの姿を自由に変えていくのである。
im Reich der Form ganz und gar entledigt.


フリードリヒ・フォン・シラー
Friedrich von Schiller


作者は第九の原詞を作ったフォン・シラーで、あの黒い壁に刻むことを考えたのは美術家のジョセフ・コスース。(作品名:The Boundaries of the Limitless , 1997年)

フォン・シラーについて、Wikipediaによれば、

彼の書く詩は非常に精緻でありかつ優美であるといわれ、「ドイツ詩の手本」として今なおドイツの教育機関で教科書に掲載され、生徒らによって暗誦されている。



件のみなとみらい駅に掲示されている詩は、シラーが、デンマーク王子アウグステンブルク公にあてた「美学的なことに関する書簡27号」からの一部引用とのことですが、書簡に詩が書かれているなんて、まさに詩人。
上に引用した詩はgoogleで検索して出てきたブログから引っ張ったものですが、ちゃんとドイツ語の文まで間違ってないかどうかは不明です。せめてそれが判るくらいは、大学で途中で挫折せずドイツ語をやればよかったなあ(まあ、ロシア語も挫折気味だけれども)。

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